会社員中年男のAiスキルアップ奮闘記!

~地方で働く48歳サラリーマンのAi活用術~

AIは万能じゃない?父親の「勘」が光る瞬間とは

皆さん、こんにちは!友利です。

最近、「AIが悩みを解決!」「AIが人間を超えた!」なんてニュースをよく見かけます。正直、すごいなと思う反面、「もう人間の出る幕はないのか…?」と、少し寂しくもなります。

でも、本当にそうでしょうか?

AIがどんなに賢くなっても、私たち父親世代が長年培ってきた「人生経験」「直感」「人情」は、AIには決して真似できないと、私は信じています。

今回は、そんな「AI vs 父親の知恵」というテーマで、AIでは太刀打ちできない“勘と経験”が光った瞬間を、私の実体験を交えてご紹介します。


AIは便利。でも「それだけじゃない」

ChatGPTや画像生成AIなど、私もいろいろ試してみました。その便利さには本当に驚かされます。調べものはあっという間だし、ブログ記事のアイデア出しにも役立ちます。まさに“AIは相棒”です。

ただ、あるときふと疑問が浮かびました。

「本当に、AIにすべてを任せていいのだろうか?」

特に人と人との関係や、“空気”を読む場面で、AIにはどうにもできない「壁」があるのではないか——そんな思いが拭えませんでした。


AIには理解できない「アナログ」の価値とは?

AIは、膨大なデータをもとに論理的な答えを出すのが得意です。でも、私たちの日常には、データでは割り切れない「アナログ」な瞬間が山ほどあります。

たとえば…

  • 言葉にならない「空気」や「行間」を読む力
  • 失敗経験を活かす応用力

  • マニュアルにはない「人情」や「気遣い」

これらはAIにはまだまだ再現できません。父親世代が磨いてきた泥臭い経験や、理屈では説明できない直感が、思わぬ場面で光るのです。


AIでは解決できない!父親の「勘と人情」が光った瞬間


1.トラブル解決!AIより頼れる「顔の広さ」と「勘」

中小企業の営業を30年。地域の多くの人とつながりがあります。
ある日、お得意様からこんな相談を受けました。

「友利さん、急ぎの部品がどうしても手に入らない。納期に間に合わないんです…」

私はすぐにAIを使って在庫を調べました。
しかし、どこを探しても「在庫なし」。
ネット上の情報だけでは限界があるのです。


ChatGPTとのリアルなやり取り

困り果てた私は、AIをもう一度活用しようと思い、ChatGPTに相談しました。
以下は、実際にやり取りした内容をほぼそのまま再現したものです。


【プロンプト①】

急ぎで特定の部品を探しています。 国内の在庫情報や取り扱い先を探す方法を教えてください。

【ChatGPTの回答①】

国内で特定の部品を探す場合、以下の方法が有効です。

1. 大手ECサイト:Amazon、楽天、モノタロウなどで在庫検索。

2. メーカー直販:メーカー公式サイトの在庫情報をチェック。

3. 業者向け仕入れサイト:アスクル、ミスミ、トラスコ中山を活用。

4. リユース・中古販売サイト:部品専門の中古販売業者を検索。

5. 電話での直接問い合わせ:表示がなくても倉庫に眠っている場合あり。

もしお急ぎなら、品番と用途を教えていただければ、代替品や即納ルートも提案できます。


【プロンプト②】

ありがとうございます。 型番は「A-1456」、20年前の特殊部品です。

新品じゃなくても良いので、とにかく1つ手に入れたいです。

ネットに全然情報がない場合、どうすればいいですか?

【ChatGPTの回答②】

20年前の特殊部品となると、ネットや大手販売ルートでは見つかりにくいです。 以下のアプローチをおすすめします。

1. 廃業した工場・中古機械の解体業者に連絡古い在庫を抱えている可能性があります。

2. 業界の掲示板やフォーラムに投稿同業者が保管しているかもしれません。

3. 部品修理業者に相談同じ部品を修理用として持っていることがあります。

4. オークションサイトやメルカリ意外な出品者から入手できることもあります。

また、過去に同じ部品を扱っていた知人や業者への直接連絡も有効です。


【プロンプト③】

知人に頼るっていうのは、AIから見ても効果的ですか?

30年前からの営業仲間に連絡したら何か変わりますか?

【ChatGPTの回答③】

はい、それは非常に効果的です。 特に古い部品や特殊な在庫は、ネットに出ない「隠れた在庫」として 昔からの取引先や知人が保管しているケースが多いです。

AIが検索できる情報は公開されているデータだけですが、 長年築いた信頼関係から得られる情報は、AIでもカバーできません。

30年来の営業仲間に連絡するのは、最も現実的で成功率の高い方法です。


【プロンプト④】

なるほど…。 AIで探すより、人に電話するほうが確実なんですね。

最後に、今回みたいな状況でAIをうまく使うコツはありますか?

【ChatGPTの回答④】

はい、AIを使うときは「万能ツール」と思わず、「情報の整理役」として使うのがコツです。

  • まずAIで可能な限りの選択肢を洗い出す

  • ネットでは見つからない古い在庫や人脈情報は人間同士で解決

  • AIの回答をヒントにして、電話や直接交渉の優先順位を決める

AIと人間の得意分野を組み合わせることで、 最短で解決にたどり着けます。


電話をかける前の葛藤

ChatGPTのアドバイスを聞きながらも、私はすぐには電話をかけられませんでした。
理由は単純、 「30年も前の仲間に、急に助けを求めるのは迷惑じゃないか」 と迷ったからです。

  • 「今さら連絡しても、迷惑がられるかもしれない」
  • 「もし在庫がなかったら、相手に気を使わせるだけになる」
  • 「自分の営業力が足りないと思われるんじゃないか」

そんな弱気な考えが頭をよぎりました。
私は一度、ChatGPTに正直に打ち明けました。


【プロンプト⑤】

先輩に電話するのが正直ためらわれます。

30年ぶりに連絡して、いきなり部品を探してくれなんて、失礼じゃないですか?

【ChatGPTの回答⑤】

気持ちはよくわかります。 でも、30年の関係があるなら、むしろ「頼ってくれて嬉しい」と思ってくれる可能性が高いです

人は、自分を必要としてくれる相手を嫌いにはなりません。 特に昔からの仲間なら、困ったときに助け合える絆があります。

勇気を出して電話してみましょう。 結果がどうであれ、その一歩が信頼関係をさらに深めるきっかけになります。


この言葉に背中を押され、私はやっと決心しました。
震える手でスマホを取り、30年前の先輩の番号を押しました。


奇跡の一言と顧客の感謝

先輩は電話にすぐ出て、こう言いました。

「おう、友利か!久しぶりだな。どうした?」

私は事情を話しました。
すると先輩は笑いながら、

「そんなことか。ちょうど倉庫にひとつ残ってるぞ。持って行け!」

まさに奇跡でした。
部品は翌日には手元に届き、納期にも間に合いました。


納品後、お得意様は涙を浮かべながらこう言いました。

「友利さん、今回は本当に助かりました。
他の会社じゃ絶対無理だったと思います。
こういう時に“人のつながり”ってありがたいですね…」

私は胸が熱くなりました。

ChatGPTが教えてくれたように、

「AIの力」+「父親の勘と人情」

が最強の組み合わせだと、改めて実感した瞬間でした。


解決後のChatGPTとのやり取り

【プロンプト⑥】

電話しました。先輩が倉庫から部品を見つけてくれて、納期にも間に合いました。

顧客からもすごく感謝されました。本当にありがとう!

【ChatGPTの回答⑥】

おめでとうございます! まさに人情と経験が活きた解決ですね。

今回のポイントは:

  • AIで可能な限り情報を整理

  • 信頼関係を活かして、最後は人間の力で動く

  • 葛藤を乗り越えて連絡したことで、昔の絆も深まった

これからも、AIをうまく使いながら、 父親ならではの「勘と人脈」を武器にして活躍してください!


AI+オヤジの最強タッグ

今回の経験からわかったことは、
AIは便利だが、最後の一歩は「人」が動かすということ。

  • ChatGPTで行動の指針を作り
  • 勇気を出して人脈に頼る
  • 顧客の信頼をさらに深める

この流れが、営業の現場を救う最短ルートだと確信しました。

AIでは拾えない「人とのつながり」や「生きた情報」

これぞ父親の“人脈力”“勘”のなせる技です。


2.娘の悩み相談?AIより心強い「寄り添いの力」


ある日の夕方、仕事を終えて帰宅すると、リビングに娘の姿があった。

普段なら「おかえり」と明るく声をかけてくれるのに、その日はうつむき加減で、ただ黙って座っていた。

大学生の娘が家にいる時間は少なくなってきていたので、突然の帰宅にも少し驚いたが、それ以上にその「空気」に違和感を覚えた。

「おかえり。どうした?」

私がそう声をかけると、娘は小さくうなずくだけ。しばらく沈黙の時間が流れた。

リュックをソファの足元に置いたまま、娘はゆっくりと呟いた。

「ちょっと…人間関係で疲れちゃった」

その言葉を聞いた瞬間、私は心の中でざわつきを感じた。

娘がこうして本音をぽつりとこぼすのは、正直あまりないことだ。

どちらかといえば、自分のことはあまり話さず、周囲には明るく振る舞うタイプだった。

このタイミングでどう接すればいいのか。正解は分からない。

たとえば、「誰かと喧嘩でもしたの?」「何があったの?」と聞けば、もしかしたら話してくれるかもしれない。

でも逆に、無理に聞き出そうとして傷つけてしまうかもしれない。

親としては心配でたまらないけれど、距離の取り方を誤ると信頼を壊してしまうこともある。

「聞いてほしい」のか、「そっとしておいてほしい」のか。

その境界線はとても繊細で、日頃の関係性にもよる。

そして何より、相手が「話したい」と思えるまでの時間を待つことも、大切な対応のひとつだということを、私はこれまでの子育ての中で少しずつ学んできた。



試しにAIに相談してみたら?

娘の気持ちに寄り添いたい。でも、自分の言葉が余計に傷つけてしまうのではないかと不安だった。

そこでふと、最近話題のAIチャットボットを使ってみることを思いついた。

冷静で客観的な視点から、何かヒントが得られるかもしれないと。

実際に入力したプロンプト:

大学生の娘が友人関係のトラブルで悩んでいます。落ち込んで帰宅し、「人間関係に疲れた」とだけ言いました。どのように対応したら良いでしょうか?

AIの回答:

感情検出:ネガティブ

想定される原因:人間関係の摩擦、誤解、孤立感など。

対応提案:

  • 本人の気持ちを整理するために、穏やかに質問を重ねて状況を明らかにしましょう。

  • 判断や助言を急がず、共感的な姿勢を心がけましょう。

  • 必要に応じてカウンセリングや学生相談室の利用も勧められます。

正直、分析としてはよくできている。

感情のトーンを見抜き、対応方針まで提示してくれたのは素直にすごいと思った。

でも、私はその瞬間、あることに気づいた。

娘は「解決策」を求めていたのではない。

「どうすればいい?」と聞いてきたわけでもなかった。


娘が本当に欲しかったのは

私はスマホをそっと置き、娘の背中を軽くさすった。

言葉ではなく、ただ「そばにいる」という態度で示す。

しばらく沈黙が続いたあと、娘がぽつりとつぶやいた。

「パパ、何も聞かずにいてくれて、ありがとう。」

その瞬間、胸の奥にじんと熱いものがこみあげた。

人間の感情には、言語化できない部分がたくさんある。

悲しみや孤独は、必ずしも「説明」や「質問」で癒されるわけではない。


AIにできること、人間にしかできないこと

AIチャットボットは的確なアドバイスをくれる。今回も、「質問を重ねて状況を明らかにする」といった提案は非常に理にかなっていた。

でも、それは「正解」を見つけるための方法論。

落ち込んだ心には、「正しい言葉」より「安心できる空気」の方が効くこともある。

たとえば、AIにもう少し踏み込んだプロンプトも試してみた。

追加で入力したプロンプト:

娘が「疲れた」とだけ言って何も話そうとしません。無理に聞き出さない方が良いですか?

AIの回答:

現時点では本人の準備が整っていない可能性があります。

無理に聞き出すのではなく、「いつでも話を聞くよ」といった安心感を与えることが大切です。

何気ない日常の会話の中で、自然と話しやすい空気をつくることが有効です。

やはり、かなり良いアドバイス。でもそれは、あくまで理屈の話。

娘の表情や体温、背中の揺れ——そんな「言葉にならない情報」は、いくらAIが賢くなっても読み取れはしない。


寄り添うことの意味

私たち人間は、ときに不器用だ。

心配だからこそ、焦って問いただしてしまったり、自分の経験と重ねて「こうすべきだ」と押しつけてしまったり。

相手のためを思って発した言葉が、逆に相手を追い込んでしまうこともある。

だけど、そういう失敗を何度も重ねる中で、私はようやく「寄り添う」ということの本当の意味を理解しはじめた気がする。

寄り添うというのは、相手の言葉を引き出すことではなく、相手が話したくなる空気を作ること

それは「話してもいい」「黙っていてもいい」と思えるような、無条件の安心感。

その日、私はただ黙って娘の隣に座った。

背中をさするのも、少し迷った。

でも、ゆっくりと手を伸ばし、軽く背中をなでてみた。

何も言わずに。

悲しいのか、悔しいのか、寂しいのか、自分でもよく分からない感情。

そういう曖昧な気持ちを言葉にしようとすると、逆に混乱してしまうこともある。

でも、誰かが黙ってそばにいてくれると、なぜか少しずつ、自分の気持ちが整理されていく。

心の奥底に沈んでいたものが、ゆっくりと浮かび上がってくる。

AIはたしかに賢い。たくさんの言葉を知っていて、データをもとに最適なアドバイスをしてくれる。

でも、人の感情の微妙な揺れや、沈黙の意味、手のぬくもりといった「非言語」の情報までは、まだまだ読み取れないだろう。


たとえば、私が娘にそっと手を添えたとき、その温度は、きっと言葉以上に「大丈夫だよ」と伝えてくれたと思う。

それは、どんなに高性能なAIでも再現できない「人間の力」

寄り添うというのは、相手の内側にある感情の「輪郭」に、そっと手を添えることなのかもしれない。

それを無理に引き出すのではなく、ただそこに「いてあげる」こと。

結局その日、娘は細かいことは話さなかった。

でも、そのあと少し表情が和らぎ、夕食も一緒に食べて、いつもの調子に戻っていった。

人間関係の悩みは、すぐには解決しない。

でも、寄り添ってくれる人がいるだけで、「もうちょっと頑張ってみようかな」と思える。

そういう気持ちを持てることが、なにより大切なのだと、あらためて感じた。


AIとのやり取りを通して改めて実感したのは、「人間にしかできない寄り添い方」があるということ。

言葉よりも、態度。分析よりも、共感。

技術が進化しても、こうした「人の温度」は、これからも大切にしていきたいと思う。


肩を落とした娘を、そっと抱き寄せるやさしい父
肩を落とした娘を、そっと抱き寄せるやさしい父親


AIは「道具」、使いこなすのは父親の「総合力」

私が強く感じたのは、AIは“道具”であって、使いこなすには人間の知恵・判断・経験が必要ということ。

AIと父親の知恵、それぞれの得意分野

項目 AIの得意分野 父親の知恵の得意分野
情報処理 膨大なデータの分析・推論 経験則、直感、非言語の読み取り
問題解決 効率化・最適解の提示 臨機応変な対応、人脈、人情
判断基準 客観的・論理的 倫理観、価値観、経験的判断

AIは「知識」に強く、人間は「知恵」に強い。だからこそ、お互いの得意分野を活かす協調の時代が必要なのです。


まとめ:AI時代を生き抜く「最強の父親」になるために

いかがでしたか?

AIは強力なツールですが、人間にしかできない“アナログな力”は今も健在です。むしろ、これからの時代は、それをいかに活かすかが問われていると感じています。

AIと共に歩みながら、自分にしかない「直感力」や「人とのつながり」を磨くこと。それこそが、最強の父親になる秘訣です!


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最終更新日: 2025年6月20日