はじめに|AIの波にビビる昭和オヤジ
「ChatGPTって知ってる?」
昼休みに何気なく言ったひと言で、僕のAIとの戦い(?)が始まりました。
こんにちは。友利富和(ともり とみかず)、48歳。
営業歴30年、FAXと電話をこよなく愛する、昭和生まれの慎重派オヤジです。
今どきの若い営業マンは、プレゼン資料もChatGPTに頼るとか。
「そんなもんで仕事になるのか!」と、思っていた…はずが……
まさか自分の仕事を、AIに“奪われた”と感じる日が来るとは。
なぜこの話をするのか|「AI=便利」の落とし穴?
最近よく聞きますよね、「AIで仕事が楽になる」って。
確かに便利。でも一方で、なんだか仕事の“やりがい”とか“経験”が軽く見られてるような……。
実際、僕が長年かけて築いてきた営業トークや資料作成のノウハウ、
それを「ChatGPTで一発っす!」と、軽〜く済ませる後輩たちに、ちょっとモヤっとする瞬間もあります。
今回は、そんな僕が実際に体験した「ChatGPTに仕事を奪われた(ように感じた)」事件を通して、
AIとの正しい向き合い方について考えてみたいと思います。
体験談|ChatGPTが作った提案資料に、まさかの完敗
ある日、取引先への新しい企画提案のチャンスがありました。
業界歴30年のベテラン営業マンとして、当然ここは腕の見せどころとばかりに、従来のスタイルで資料を作成しました。実績データを洗い出し、課題の分析、競合との違い、市場のトレンドまで――まさに「汗と涙」の結晶です。
ところが、プレゼン当日。
同席していた若手の隆くん(仮名)が、さらっとこう言ったのです。
「実はもう1案、ChatGPTで作ってみました!」
「なに?AIが提案資料?本気か?」と思いつつ、半分冷やかしのつもりでその資料を見せてもらったんですが……驚きました。
🔍ChatGPTとのやりとり――驚異のプロンプトと出力
隆くんに聞いてみたんです。「どうやって作ったの?」って。
すると彼はスマホを見せながら、こう説明してくれました。
入力プロンプト
(実際に隆くんが作った事例)
あなたは優秀な営業担当者です。以下の条件をもとに、製造業向けに新しい業務改善ソリューションの提案資料をPowerPoint形式で作る前提の構成案を作成してください。
■クライアント概要:
・従業員200名規模の中堅製造業(金属加工)
・最近、納期遅延と在庫管理のミスが増えている
・DX(デジタルトランスフォーメーション)に関心がある
■提案の目的:
・業務の可視化と効率化を実現する
・ヒューマンエラーを減らす
・現場と管理部門の連携強化
■当社の強み:
・製造業向けの業務支援クラウドシステムを提供
・導入実績:150社以上
・導入から定着までのサポートが充実
上記を踏まえて、提案資料の構成案をわかりやすく、ストーリー性を持たせて作成してください。
ChatGPTの出力
ChatGPTは、たった数秒で以下のような「提案資料構成案」を出力してきたそうです:
1. 表紙スライド
「製造現場の変革を支える業務改善ソリューションのご提案」
2. はじめに(背景)
製造業を取り巻く環境の変化
DXが求められる理由とその背景
3. クライアントの現状と課題
納期遅延・在庫管理の不備に関する現場の声(仮想インタビュー形式)
現場と管理部門の間にある「情報の壁」
4. 提案ソリューションの全体像
業務支援クラウドシステムの紹介
モジュール構成(在庫管理、スケジューリング、レポート自動生成など)
5. 期待される導入効果
ミスの減少、作業時間の短縮、見える化による現場改善
データに基づく経営判断のスピードアップ
6. 導入事例(匿名)
同業他社での活用結果(数値付き)
現場スタッフの声
7. 導入支援とサポート体制
導入後3ヶ月の伴走支援
トレーニング・マニュアル・QA対応の説明
8. 導入スケジュールと費用感
初期導入スケジュール
ランニング費用の目安
9. まとめと次のステップ
改善へのロードマップ提示
次回アクション(デモ実施 or トライアル提案)
隆くんは、この構成をベースにスライドをCanvaでビジュアル化し、フォントや配色も見やすく整えていました。
つまり、「情報設計はChatGPT」「仕上げは自分」という役割分担です。
プレゼン当日のインパクト
実際のプレゼンでは、僕の資料も丁寧だったとは思います。ですが――
若手の隆くんのChatGPT案のほうが、圧倒的にわかりやすかったのです。
特に印象的だったのが、「クライアントの現場の声(仮想インタビュー)」というスライド。
「現場:朝の棚卸しに毎回30分かかっていて…」なんてリアルなセリフが入っていて、まるで実際にヒアリングしたかのような臨場感がありました。
わかりやすいし、見た目もキレイ、ストーリーもちゃんとしてる!
結果?
社長がこうつぶやいたのを、今でも覚えています。
「ChatGPT案、わかりやすいねぇ。これでいこう」
……負けました。完全に。
何が違ったのか?
あとで冷静に考えたとき、ポイントは「情報を伝える順序とストーリー性」だったと感じています。
僕は経験から「伝えるべき情報」を知っていたけれど、それをどう並べて、どう見せるかという発想が古かった。
ChatGPTは、「今の人が理解しやすい流れ」と「プレゼンで刺さる見せ方」を自動的に設計してくれたわけです。
学びと再起の第一歩
この経験から僕は、自分の「職人気質の営業スタイル」にこだわりすぎていたと痛感しました。
そして、それは悪いことではないけれど、現代のツールとうまく組み合わせないと、伝わらない時代になっているのだと気づいたのです。
📊 資料比較の図解
オヤジ案 vs ChatGPT案の比較はこんな感じでした:

※内容も見た目も…時代は「伝わる力」
気づきと考察|AIに負けたのではなく、時代に置いていかれてた
正直、ちょっと落ち込みました。
「30年の経験が、AIの一瞬に負けた」と思ったからです。
でも、よくよく冷静に考えてみると──
AIは敵ではなく、僕がアップデートされてなかっただけ。
ChatGPTは、僕の経験や実績を入力すれば、さらに良い資料を作ってくれる。
つまり、「経験×AI」で最強になれる可能性があるんです。
🔺 活用イメージ図
AIと経験がどうつながるかを図解にするとこうなります:

※ツールは土台じゃなく、架け橋になる存在
まとめ|オヤジでもAIは使えるし、使った方がいい
今は、僕もChatGPTを使っています。 プロンプトはまだ下手かもしれないけれど、経験に基づく「入力」には自信があります。
――まだまだオヤジも、進化できるって話です。
最初はおそるおそる。でも、
「提案文のたたき台」として、「アイデアの棚卸し」として、本当に便利です。
AIに奪われるのではなく、AIに“肩代わり”させる感覚
それが、オヤジ営業マンの僕なりの“共存の道”かなと思っています。
行動喚起|あなたも一度、ChatGPTで仕事してみませんか?
ということで、
AIを恐れるより、まずは触ってみることをおすすめします。
僕のように“昭和型人間”でも使えるとわかったので、あなたもきっと大丈夫!
👇まずはこちらの記事もどうぞ:
48歳、営業マンがAIを仕事と生活に使ってみた結果!
最後に
「オヤジ、ChatGPTに仕事取られるの巻」――なんて言ってたけど、
もしかすると一番伸びしろがあるのは、僕らかもしれません。
「AIとのつき合い方」について、ぜひあなたの考えも是非、コメントやシェアで教えてくださいね!
