
はじめに|「AIなんて若いもんの道具だろ」と思ってたけど・・・
こんにちは。地方の中小企業で営業一筋30年、48歳の友利富和(ともり とみかず)です。
最近、ChatGPTとかAI活用の話をよく耳にするけど、正直、どこか他人事でした。 「そんなもん、僕たち昭和世代には関係ない」って。
でもある日、ふと思ったんです。 「AIに、自分の営業のコツを教えたらどうなるんだろう?」って。
今回は、営業マンが、本気でAIに“技と心”を教えてみた体験を語ります。
なぜこの話をするのか|経験を“伝える”のが難しい時代になった
僕らがやってきた営業って、マニュアルにない部分が大事だったりします。
- 空気を読む
- 相手の表情から察する
- 言葉の“間”を意識する
でも、これって若手に言葉で教えるのがすごく難しいんですよね。
だからこそ、「AIになら一度、全部ぶちまけてみよう」と思ったんです。
実録|ChatGPTに“営業の極意”を教えてみた
実際にAIに営業を“教える”って、どうやってやるのか?
僕の場合、まずは自分が普段やっている商談のやり方を、一つずつChatGPTに投げてみることから始めました。
① 迷っているお客様への声かけ
まずは、営業で一番よくある“お客様が迷っている場面”を想定しました。
僕のプロンプト:
「商談でお客様が契約を迷っているとき、私はこう伝えます。
『ご決断を急がせるつもりはないのですが、気になる点があれば何でも聞いてくださいね』
この声かけの効果をどう思いますか?」
ChatGPTの回答:
「そのような声かけは非常に効果的です。
お客様にプレッシャーを与えず、安心感を与えることで、信頼関係を構築しやすくなります。
また、この一言によってお客様は自分の疑問点を安心して話せるようになり、商談が前向きに進む可能性が高まります。」
これを読んで思わず「おぉ、わかってるじゃないか!」と声が出ました。
自分の経験則がちゃんと理論として説明されると、すごく腑に落ちるんですよね。
② 年配のお客様へのアプローチ
次に、僕が長年やってきた“年配のお客様との会話術”を教えてみました。
僕のプロンプト:
「70代くらいの年配のお客様と商談するとき、私はいきなり商品の話に入らず、まず天気や家族の話題から始めます。
こうする理由を説明してください。」
ChatGPTの回答:
「年配のお客様にとって、商談の第一印象は非常に重要です。
すぐに商品説明を始めると、警戒心を持たれることがあります。
まず日常の話題で会話を始めることで、心理的距離を縮め、信頼関係を築く土台を作ることができます。
これは“ラポール形成”と呼ばれる心理テクニックで、特に対面営業では有効です。」
僕はこれを見て「そうそう、これこれ!」と膝を打ちました。
ずっと感覚的にやっていたことが、AIによって“ラポール形成”という名前で理論化される。
これ、若手に説明するときめちゃくちゃ使えるんです。
③ 予算が厳しいお客様への対応
さらに、契約寸前で「ちょっと予算が厳しい」と言われるケースについても聞いてみました。
僕のプロンプト:
「商談でお客様に『もう少し安くならないか』と言われたら、私はこう答えます。
『もちろんできるだけ調整したいですが、このプランの価値は〇〇です。
ご予算内で収める別の方法も一緒に考えましょう。』
この切り返しはどうでしょうか?」
ChatGPTの回答:
「非常に良いアプローチです。
価格交渉に対してすぐに値引きに応じるのではなく、まず価値をしっかり伝えています。
さらに代替案を提示することで、お客様は“断られた”とは感じず、
『この営業マンは一緒に解決しようとしてくれている』と安心感を得ます。
これは長期的な信頼関係構築にもつながります。」
この返答を見て、「自分が無意識でやっていたことが、こんなに的確に説明できるのか…」と驚きました。
④ 沈黙が続いたときの間の使い方
最後に、商談中に沈黙が続くシーンについて聞いてみました。
僕のプロンプト:
「商談中、急に沈黙が続いたとき、私はあえてすぐに話さず、数秒待ってから『何か気になる点がありましたか?』と聞くようにしています。
これはどういう効果がありますか?」
ChatGPTの回答:
「営業における沈黙は必ずしも悪いものではありません。
相手が考えている時間を奪わず、余裕を持って待つことで、
お客様は安心して自分の意見を整理できます。
その後にさりげなくフォローすることで、
『この営業マンは自分のペースを尊重してくれる』と好印象を与えます。
これは熟練営業マンが自然に行う“間のテクニック”です。」
読んだ瞬間、「まさにこれ!」と声が出ました。
この“間”の使い方って、新人に言葉で教えるのが本当に難しかったんです。
でも、AIにこう説明させれば、若手もイメージしやすい。
⑤ 難しいクレーム対応を教えてみた
営業を長くやっていると、避けられないのがクレーム対応です。
僕のプロンプト:
「お客様から強いクレームがあったとき、私はまず謝罪し、最後まで話を聞きます。
途中で言い訳せず、最後に『貴重なご意見ありがとうございます。
どのように改善できるか一緒に考えさせてください』と伝えています。
この対応をどう評価しますか?」
ChatGPTの回答:
「これは非常に優れた対応です。
怒っているお客様は、まず自分の気持ちを理解してほしいと思っています。
途中で言い訳をすると、さらに感情が悪化する可能性があります。
しっかり話を聞いた上で、改善に向けた協力姿勢を示すことは、
クレームを信頼関係に変える有効な手段です。」
⑥ 成約後の“余韻フォロー”
僕のプロンプト:
「契約が成立したあと、私はすぐに喜ぶのではなく、
数日後に『その後ご不明点はありませんか?』とお礼とフォローの連絡を入れます。
これは営業としてどう評価されますか?」
ChatGPTの回答:
「非常に効果的です。
成約直後はお客様も安心したいタイミングです。
そこでフォローを入れることで、“売ったら終わり”ではない誠実さが伝わります。
これはリピートや紹介につながる重要なアフターケアです。」
⑦ AIから逆に教わった新しい営業方法
僕のプロンプト:
「私の営業は対面重視ですが、
最近はオンライン商談も増えています。
ベテラン営業マンがオンラインで信頼を築くには、どうしたらいいですか?」
ChatGPTの回答:
「オンライン商談では、画面越しで安心感を与える工夫が重要です。
例えば、
・カメラ目線を意識して話す
・資料を画面共有しながら相手の反応を確認する
・相手が話しているときはうなずきを大きめにする
これらで対面と同じ“信頼感”を演出できます。」
⑧ 若手営業マンの育成に使えると気づいた瞬間
僕のプロンプト:
「新人がよくやる失敗で、
『最初から商品の話ばかりしてしまい、
お客様と信頼関係が築けない』というパターンがあります。
この問題を新人にわかりやすく説明してください。」
ChatGPTの回答:
「お客様はまず“人”を見ます。
商品説明を先にしてしまうと、
『この人は売りたいだけ』という印象を与えてしまいます。
まずは相手の話を聞き、共感を示すことで、
『この営業マンは自分を理解してくれる』と感じてもらえます。」
“AIに教える”ことが自分の成長になった
最初は「AIに知識を教えてやろう」と思っていたのに、
やってみたら逆に自分が成長していたんです。
営業の現場で“なんとなく”やっていたことが、
AIに説明することで明確な理由として浮かび上がる。
結果、商談での言葉選びがより的確になり、
成約率も上がりました。
まさか48歳になって、AIが“第二の営業研修”をしてくれるとは…。
これは僕にとって、本当に新しい発見でした。
こうしてやり取りを重ねていくうちに、
「AIは若者の道具」なんて考えは、すっかり消えました。
むしろ、中年世代の知恵を残し、
次の世代に伝える最強のパートナーになる――
そう確信したんです。
💬 【中年⇔AIのプロンプト対話図】

気づき|AIに教えることで、自分の仕事が“言語化”された
AIに教えるって、実は自分の頭の整理にもなるんですよ。
なんとなくやってた自分の営業術が、AIに説明することで「言葉」として形になる。
これ、若手に指導するときに、めちゃ役立ちます。 「なぜそうするのか」をうまく伝えられるようになったんです。
まとめ|中年の知見は、AIにだって伝わる
AIに仕事を奪われる? いや、違う。AIに自分の知見を“引き継がせる”という発想もあるんです。
中年の“感覚的な経験”だって、AIに教え込めば形になる。 これ、まさに「営業魂の継承」じゃないですか。
🧠【中年の知見継承図】

行動喚起|あなたも“AI部下”を育ててみませんか?
僕はChatGPTを“育成中の部下”だと思っています(笑) 言えば言うほど学習して、だんだん自分好みの仕事をするようになる。
あなたもぜひ、自分の“暗黙知”をChatGPTに語ってみてください。 きっと、新しい仕事の形が見えてくるはずです。
👉 関連記事:「50代中年男が本気でAI活用してみたら、部下より仕事早くなった件」
最後に|AIに教えるって、ちょっと楽しいぞ
「僕のやってきた仕事は、ちゃんと意味があった」 そう再確認できたのは、AIに教えてみたからこそです。
あなたの経験も、きっとAIに活かせます。 中年男達よ、誇りを持っていこう!
💬 「自分も試してみたよ!」というコメント、大歓迎です
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