会社員中年男のAiスキルアップ奮闘記!

~地方で働く48歳サラリーマンのAi活用術~

50歳手前、同期との飲み会をAI分析したら『灰色』と診断された話

はじめに:オヤジたちの会話、実は同じことしか言ってない?

「おつかれ〜!」と乾杯して始まる金曜夜の居酒屋。

政治、健康、昔話、部下の愚痴──バラエティ豊かなようで、なんだか全部同じような話をしている気がする。

そんな中、ふと思ったんです。

「この居酒屋トーク、AIに要約させたらどうなるんだろう?」

結果は衝撃的でした。3人の男の1時間の会話が、たった一言で要約されたのです。

にぎやかな会話に見えて、実は…?


にぎやかな会話に見えて、実は…?

なぜこの話をするのか? それは「見えない本音をAIが暴く」時代だから。

昭和世代の男たちは、感情を大きく語らないようでいて、実は深い悩みを飲み込んでいる。でも、本人すら気づいていないことも多い。

言葉の端々ににじむモヤモヤ。それをAIはあっさり拾ってしまったのです。

AIは空気を読まない。忖度も共感もしない。だからこそ、本音が露わになる瞬間がある──そう感じました。


実録:居酒屋トークをAIに要約させてみた

Step1:こっそり録音してみた

金曜の夜、仲の良い同期3人でいつもの居酒屋へ。ビールと焼き鳥と、たわいのない話。

スマホの録音アプリをポチッと起動して、1時間ほど録音しました(※もちろん事後承諾はもらいましたよ!)。

「最近、腰が痛くてな〜」
「また人が辞めて仕事回らんのよ」
「うちの息子も将来どうなることやら…」

──うん、いかにも昭和のボヤキのオンパレード。

Step2:ChatGPTに要約を依頼!

録音をテキストに書き起こして、ChatGPTにこう聞いてみました。

「以下の会話を3〜5行に要約してください。」

ChatGPTの出力

仕事量が増え、体力・精神的にきつくなっている。
昔は良かったと感じているが、今は将来が不安。
周囲とのコミュニケーションや人間関係にも疲れている。

……なるほど。要するに──

「仕事、つらい。」


追加実験:AIに遊んでもらったら大喜利になった

実験1:ざっくり一言でまとめてみる

プロンプト

以下の会話を、居酒屋で友達に一言で伝えるならどう言いますか?
ユーモアを交えてください。

出力
「結局みんな、体も心もガタきてて、将来不安で酒に逃げてるだけやな!」

→ 痛烈すぎるけど的確。場が爆笑に包まれました。

実験2:ポジティブに変換

プロンプト

以下の会話を、前向きでポジティブに聞こえるように要約してください。

出力
「仕事や家庭で色々あるけど、それを語り合える仲間がいて、今日も笑いながら乗り越えている。」

→ 同じ愚痴が「仲間って最高」に変換。AIの魔法を感じました。

実験3:川柳にしてみる

プロンプト

以下の会話を五七五の川柳に要約してください。

出力

仕事増え
体も心も
休みたい

→ シンプルすぎて笑ったけど核心を突いてる。ネタとして大成功。

実験4:世代別で解釈させる

プロンプト

以下の会話を、20代の若者の視点と、昭和世代の視点の両方で要約してください。

出力
【20代】 「上の世代は大変そう。でも自分も将来こうなるのか不安。」
【昭和世代】 「若い頃はもっと頑張れたのに、今は体も時代もついていかない。」

→ 会話が"世代論"に早変わり。テーブルが小さな社会学講義に。

実験5:色で表す

プロンプト

以下の会話を、色に例えて要約してください。理由も一言で添えてください。

出力
灰色。疲労感と不安が漂っているから。」

→ 暗すぎる!でも確かに灰色の空気感はある。逆に場が盛り上がりました。


番外編:自分の愚痴も要約させてみた

実験しているうちに、ふと思ったんです。
「じゃあ、自分の愚痴を要約させたらどうなる?」

僕の愚痴
「毎日やることが多すぎて時間が足りない。ブログも書きたいのに後回しになる。もっと集中力がほしい。なんだかんだで眠気に勝てない。」

プロンプト

以下の文章を一言で要約してください。

出力
「やりたいことはあるのに、疲れて動けない。」

→ ……刺さる。オヤジたちの「仕事、つらい。」と同じ構図。

気づけば僕も"灰色メンバー"の一人でした。

でも同時に、AIに要約されることでただのモヤモヤが「言葉」になり、少し整理できる感覚がありました。


まとめ:AIは"居酒屋のもう一人の聞き役"

今回の実験でわかったこと。

AIは、単なる要約機ではなく、会話のレンズを自在に差し替える装置です。

  • 真面目に要約 → 「仕事、つらい。」
  • ポジティブ変換 → 「仲間がいて最高」
  • 川柳化 → 「爆笑のネタ」
  • 世代別視点 → 「価値観の違い」
  • 色に変換 → 「灰色の空気」

そして何より、AIは否定もせず、慰めもせず、ただ"鏡"のように本音を映し出す

結論:

AIは、居酒屋の隣に座ってる"もう一人の聞き役"になれる。

次に飲みに行くときは、ビールと焼き鳥だけじゃなく、ChatGPTにも同席してもらうのもアリかもしれません。


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あなたの会話、要約したらどうなる?

興味があれば、やってみてください。
「笑って話してたはずなのに、なんか泣けてきた」──そんな気づきがあるかもしれません。

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最終更新日: 2025年6月20日